更新日:2019/07/05
6月29日~30日に小学4年生以上を対象とした、もしとき教室宿泊活動を実施しました。
もしとき教室は72時間サバイバル教育協会のカリキュラムに沿って展開しており、子どもたちの防災意識を高めることが目的の一つです。
活動内容は8つのプログラムで構成され、それぞれ筆記検定や実技検定も含まれます。
合格率が30%を切る検定もありますが、一度の体験で終えることなく、何度も果敢にチャレンジする子どもたちが年々増えてきております。
今回の活動は、ファイヤーとSOSのプログラムです。
事前の雨予報にもかかわらず、ファイヤープログラムを実施している最中は雨に降られることもなく3時間半!集めた枝で火をおこす練習をしました。
マッチの使い方から始まり、新聞紙から枝に火を移していきますが、なかなかうまくいかず試行錯誤する子どもたち、熱中して火おこしに取り組んでいる姿が印象的でした。
SOSプログラムは、助けを求めるときにどのような方法があるのか自分たちで考えて実践します。
どんな声が聞こえやすか、林の中で班ごとに見えなくなるまで離れて大声を掛け合いました。
声以外の音で助けを呼ぶにはどのような道具が使えるか。
遠くから見つけてもらうにはどのような工夫をすれば見つけられるのか。
何が見えやすくて、何が見えにくいのか。
子どもたちは試行錯誤しながら、実際に仲間を見つけたり、見つけられたりしながらスキルを高めていきました。
2日目の最後は「検定」を行います。
SOSプログラムにおいては全員合格!ファイヤープログラムにおいては実技検定が厳しく、昨年度からに引き続き約三割の合格率でした。