更新日:2019/03/13
3月2日~3日に小学4年生以上を対象とした、もしとき教室宿泊活動を実施しました。
もしとき教室は72時間サバイバル教育協会のカリキュラムに沿って展開しており、子どもたちの防災意識を高めることが目的の一つです。
活動内容は8つのプログラムで構成され、それぞれ筆記検定や実技検定も含まれます。
合格率が30%を切る検定もありますが、一度の体験で終えることなく、何度も果敢にチャレンジする子どもたちが年々増えてきております。
8つ全てのプログラムを修了し、検定に合格するとジュニアサバイバルマスターとして認定されるのですが、なんと今回、全国初のジュニアサバイバルマスターが誕生しました!!
共に参加した子どもたちも、憧れの眼差しでマスター誕生を讃えておりました。
今回の活動は、ファーストエイドとチームビルディングのプログラムです。
ファーストエイドでは軽度の低体温症や熱中症の役をスタッフが実演し、子どもたちが応急手当を施すシミュレーションを行いました。
事前に対処法などを学んではいましたが、だからと言って冷静に対応できるわけではありません。
傷病者を前に、全員が混乱し慌てている様子でした。
知っているからと言って、できるとは限らない。
このことを深く痛感した子どもたちは、シミュレーション後、何をすべきだったか意見を出し合い、再びシミュレーションを挑むのでした。
チームビルディングでは、避難所の寝床の位置や区画を決める体験や、避難所で必要な情報を掲載した仮想の掲示板を作成しました。
夜20時半までの長丁場のプログラムだったにも関わらず妥協せず、避難者に寄り添った優しさの詰まった掲示板が完成しました。