更新日:2018/03/12
私たちの団体では災害に備えた減災教育プログラム「もしとき教室」を実施しております。
もしとき教室では、もしものときのために生活する技術「もしときスキル」とどんな状況でも自分で判断し行動できる「もしときマインド」の習得を目指したプログラムです。
今年度は約150名のこどもたちが参加しました!
3月3日~4日に行われたもしとき教室では
高学年と中学生のクラスが、川の水を飲み水に変えるウォータープログラムやカッターナイフで箸を作るナイフプログラムを行いました。中にはカッターを初めて使う子もおり、見ているこちらがドキドキするほど心配な手つき。
2時間40分(休憩含む)もの長い練習時間を乗り越え、誰一人怪我することなく刃物と仲良くなれました!
一番驚いたことは、こどもたち全員が終始無言で集中していたことです。
子供たちの新たな一面を知り、とても頼もしく思えました。
3月4日は低学年の日帰り活動 も実施しました。
雪山の中で助けを呼ぶ方法を考えるSOSプログラムでは、どんな物が雪中で目立つのかどんな色が良いのか?他にどんな方法があるのか?などを知恵を出し合い、自分たちの持ち物で工夫をして実験しました。他にもシェルター(雪や風をしのぐための場所)を作ったり、ポリ袋の蒸しパンづくりをしたりとちょっぴり楽しい思いもしながら、もしときスキルを磨くことができました。