更新日:2018/07/03
災害発生後72時間を超えると生存率が大幅に下がると言われています。
もしとき教室(もしものときに生き残るための教室)は一人でも多くの子どもたちが、災害発生後自力で生き抜く力を身につけることを目的に実施されるプログラムで、一般社団法人72時間サバイバル教育協会のサバイバルマスター制度のプログラム認定を受けて開催しています。
生き延びるために必要なスキルとして「ファイヤー」「ウォーター」「シェルター」「フード」「SOS」「ファーストエイド」「ナイフ」「チームビルド」の8つのプログラムが用意されており、今回は「ファイヤー」「フード」の2つのプログラムを実施しました。
今にも雨が降りそうな天気の中、たっぷり3時間半!集めた枝で火をおこす練習をしました。
新聞紙がすぐに湿ったり、枝が濡れていたりと難易度の高い火おこしでしたが、皆さん投げ出すこともなく熱中して取り組んでいる姿が印象的でした。
今回は災害時を想定し、おにぎり一つで翌日まで過ごすことにも挑戦しました。
翌朝は空腹のまま大雨の中のテント撤収をすることに…天気も味方して(?)悪天候になってくれたお影で、普段の活動よりも過酷な経験をすることができました。
2日目の最後は「検定」を行います。
フードプログラムにおいては全員合格!北海道で初めてのフードプログラム合格者が誕生しました。
ファイヤープログラムにおいては実技検定が厳しく、昨年度に引き続き約三割の合格率でした。