更新日:2019/03/08
一期は最高気温-8度、二期は春を感じさせるポカポカ陽気で、お天気が全く違う環境の中での活動でしたが、
体調面安全面に注意を払い大きなケガもなく無事に終了することができました。
入門楽宿シリーズは宿泊体験に初めて参加する子や、慣れていない子を対象にした初心者向けの体験活動です。
「楽しいことがいっぱいあった」「少しだけ自信がついた」「体験活動をもっとしてみたい」と感じて頂けるように、参加者の一歩をスタッフが後押しします。
この活動でのキーワードは「自分の力で!」です。
特に、基本的な生活面は自分の力で頑張って頂きます。
例えば、濡れたら着替える、寝具の準備や片付け、外へ行くときや入浴の準備、雪は玄関でしっかり掃うなど
細かなことではありますが、参加者の中には、日常で出来ていることも、環境が変われが面倒になりやらない人が多くいます。
できるのに、普段から自分でしていない人もちらほらといます…。
入門楽宿ではプログラムを体験すること以上に、実は生活面を自分の力で行うことを重要視しています。
時間がないと、つい大人が手伝ってしまいがちな作業も、子どもがするまで待ち続けます。
ですから、プログラムは余裕をもったタイムテーブルとなっています。
今回も「めんどくさい!」「やらなくても大丈夫!」と発言を聞く場面が多々ありましたが、きちんと説明をして子どもの意思で動くまで待ち続けました。
入門楽宿のもう一つの特徴は、オリジナルの紙芝居が登場し、物語に沿ったプログラムが展開されることです。
今回も、たくさんの子どもたちが物語にのめり込んで、夢中になって雪あそびを堪能する姿がありました。
今後も、入門楽宿では体験活動本来の楽しさを味わっていただくとともに、活動の中でも生活習慣を大切にすることを伝えていきたいと思います。