更新日:2018/12/05
9月に予定しておりました、もしとき教室SHELTER&FOODは北海道胆振東部地震のため延期となり、12/2に予定していたプログラムを実施することができました。
今回は北海道胆振東部地震をふりかえるところからスタート
発災から普段の生活に戻るまで、みんなはどう生活していたのか情報共有の時間です。
「自転車のライトを外して使った」「車で寝た」「公園に水を汲みに行った」など低学年の子どもたちからたくさんの発言がありました。
今回のメインのプログラムはシェルタープログラムです。
シェルターってなに?
どんなときに役に立つの?
災害時に必要?
様々な質問を投げかけて子どもたちに考えてもらいます。
もしとき教室では、スタッフが1~10まで教えません。
答えは子どもたちが導き出します。
今回は実際にシートでタープを作ってみました。
コーチの資格を持つスタッフのタープの見本をよーく観察して、いざ挑戦!
アイディアも良い、チームワークも素晴らしい!
でも技術が足りませんでした。
「風を受けたら飛ばされそうだね」
「もっとピーンと張れたら良かったのに」
「地面が斜めで落ちていきそう」などなどたくさんのコメントがありました。
自分たちが今できることは何か、できないことは何かを理解してこれから何を学ぶ必要があるのかを考えてもらいました。
お昼はお弁当と非常食の試食です。
お腹いっぱいになったら午後からはテント設営の練習です。
高いところも担いでもらい、なんとか子どもだけでテントを張ることができました!
一人でも多くの子どもたちに
もしものときに備えて、心と技術を身に着けて頂きたいと思っております、一度の経験ではなかなか身につくものではありません。
ぜひ、このような活動に継続してご参加ください。