更新日:2026/01/27
1/24㈯に、ほしのこ幼稚園にて「エゾシカ出前講座」を開催いたしました。エゾシカを取り巻く現状について、様々な角度から親子で学ぶ濃密な時間となりました。
●まずは「知る」
北海道庁の職員さんが、スライドを使ってエゾシカの生態や、現在起きている被害についてお話をしてくださいました。クイズを交えた解説に、子どもたちはもちろん大人も真剣な表情で聞き入っていました。「かわいい」だけではない、地域の課題としてのエゾシカの姿を、親子で一緒に考える貴重な時間となりました。
●体験して「感じる」
続いては、現役ハンターさんによるふれあい体験です。模擬銃とスコープの体験ブースには子どもたちの長い列ができました。 印象的だったのは、たとえ模擬銃であっても「絶対に銃口の前には行かないこと」を、ハンターさんと保護者の皆さんが厳しく指導されていた姿です。命を守るためのルールを、肌で感じる瞬間となりました。
また、実物展示のコーナーでもたくさんの発見がありました。夏毛と冬毛の触り心地の違い、二つに分かれた蹄(ひづめ)の形、角の大きさで見る年齢判定など、実際に触れてみることで「山の中にいる動物」が一気に身近な存在に変わっていきました。
●命の恵みを「味わう」
お楽しみの試食会では「鹿しゃぶしゃぶ」を皆で囲みました。ここで、お手伝いスタッフとして参加されていたピアノの先生による素敵なサプライズがありました。 急遽、クラシックの曲「狩り」を演奏してくださったのです。美しい旋律が会場に流れると、それまでの賑やかだった雰囲気が一変し、穏やかで落ち着いた時間が流れました。贅沢な生演奏の中で、命の恵みをじっくりと味わうことができました。
●学び合いの場として
当日は北海道大学で野生動物を研究されている先生も調査に来られました。行政、現場(ハンター)、教育、そして研究。それぞれの専門家が集まったことで、楽しくも深い学び合いと交流が生まれる素晴らしい空間になりました。
「私たちの暮らしの裏側で、命と向き合い、地域を守ってくれている人たちがいる」 その気づきが、子どもたちの未来にどう芽吹いていくのか、今からとても楽しみです。
最後になりますが、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!