更新日:2016/10/01
災害発生時、1人でも多くの子どもたちが自力で生き抜く力を身につけるための指導者養成として9月22日(木)、24日(土)から25日(日)の1日+1泊2日にスタッフ研修として72時間サバイバル公認コーチ養成会を北海道で初めて開催しました。
当日は本部から2名のトレーナーも加わりトレーナー3人という手厚い体制で研修会が進みます、災害発生後72時間を生き抜く力として、雨天時に体温の低下を防ぐために周りのものを使って雨を凌ぐやり方や、暖や食事をとるための火の起こし方など自力で衣食住の確保、また応急処置などの「サバイバルスキル」の習得と、どんな状況でも自分で考え判断し行動する「サバイバルマインド」の習得の両立を目指しての3日間。
スタッフ自身も初めて経験することが多く、頭も体もフル回転で研修会に参加しています、知識や道具があっても経験を積んでいないことはすぐにはできません。
日常では味わえない少し過酷な体験ですが、経験値をひとつ積めたことでスタッフの表情や言動が明らかに変化していました。
そして疑似体験をすることで、色々な想像力が膨らみ、本当に必要なものや気持ちの持ち方に気づいてもらえたと思います。
今回の講習では、北海道で初めて9名のコーチが誕生しました、当団体を中心に北海道での減災教育の普及へ向けて今後の活躍が楽しみです。